膝上まであった雪はあっという間に消えていきます。
咲いていたクロッカスも重たい雪に乗っかられて
タンポポの葉っぱみたいに地面に広がってます。
キウィの棚は崩れてしまいました。
春が本気でやってくるまでに、やらないとならないことが山盛りです。
先週、広島市内へ食と農を考える映画を見に行きました。
『南極料理人』と『未来の食卓』という作品を見ました。
『南極〜』は邦画で観た人も多いでしょう。
『未来〜』はフランスのドキュメンタリーで、ある農村で村の学校給食を
オーガニックにするという試みを、農薬による健康被害の実情のデータを
織り込みながら映していました。
映画の中でフランスの農家の人が農薬散布する様子をその防備から
宇宙飛行するみたいだと言っていましたが、私も五年前までは同じように
やっていたのを思い出さずにはいられませんでした。
今は体に触れても問題ない酢や醗酵液を、合羽もマスクもなしで散布しています。
経済的な問題で、以前の方法を続けていたら、きっと体が先に参っていたでしょう。
農業に携わっていない人たちも、関係ないと思わず考えてみてください。
外国産の材料で作られた特売品を買うときに、なんでこんなに安くできるのか?とか
遠くで収穫され、輸送のコストがかかってもなお安いのは?とか
自分たちでも簡単に始められることが見えてきます。